キャッシュフローゲームに学ぶ『経済的自由』を獲得する方法
キャッシュフローゲームとは?
『金持ち父さん貧乏父さん』の著者であるロバート・キヨサキが考案したお金持ちになるための方法を学べるゲームです。モノポリーとか人生ゲームに似ていますが、より地味でとても現実的です。
★初心者~中級者向け★
「会社や税金のためにだけ働く毎日からぬけだすためにはどうすればいいのか」を学ぶためのゲーム。
金持ちになるための概念が自然に身につくとともに、会計、金融、投資についても理解が深まります。
プレーヤーは始め「ラットレース」と呼ばれる円をまわります。
これは「給料のために懸命に働く生活」を表しており、プレーヤーは、この輪をまわりながら、株や不動産、ビジネスなどに投資を行い、ここから抜けることに挑戦します。
ファイナンシャルIQを早く簡単に高める方法、お金持ちがお金について考えていること、給料が少なくてもお金持ちになり経済的自由を手に入れる方法、資産がお金を生み、そのお金が自分の為に働いてくれる方法などをキャッシュフロー101で学べます。
遊び方
最初に、プレイヤーはカードを引き職業を決めます。職業カードには毎月の収入と支出が書かれています。このゲームの面白いところは、医師や弁護士といった高収入な人より教師や中小企業のサラリーマンといった平均から下(アメリカの教師は安月給!)の人の方が有利なことです。
職業が決まったら全員『ラットレース』という周回をぐるぐる回るところから始まります。普通の人の生活を『給料をもらうための生活=ラットレース』と言っちゃうところが凄いですね。
このラットレースをいち早く抜けることが勝ちにつながります。私がプレーした時は、ラットレースを抜ける早さで順位を決めました。その後は蛇足です。
勝ち方
このラットレースを最短で抜け出す方法をまとめると至ってシンプルです。
- 利息の高い借金を返済して月々のキャッシュフローを増やす
- 株を買い、高値で売れるまで待つ
- 元手となる資金が溜まったらキャッシュフローがプラスになる不動産を買い続ける
- 投資によるキャッシュフロー>日々の生活費となるとラットレースを抜け出せます
給料の少ない職業だと最初に設定されている日々の生活費が安いので、高給な職業よりラットレースを抜け出しやすい場合が多いです。
キャッシュフローって何?
収入-支出=キャッシュフロー です。キャッシュフローを大きくするとは、支出を小さくし、収入を大きくすることです。
分かる事
- 利息の高い借金はするな
- 生活費はなるべく安く抑えて暮らせ
- 月々のキャッシュフローを大きくするには、支出を抑えることがとても大事
問題は。。。
以前に勤めていた会社で『研修』としてこのキャシュフローゲームを遊んでみるというのを行ったことがあります。で、その後、実際に投資を行った社員がいるかというと全然いないのです。最初の投資を行うことのハードルが物凄く高いというか、全然行動を起こさない。
『この世界に勝ち組とか負け組なんて無い。あるのはやった組とやらなかった組だけだ』という名言がありますが、これは真理だと思います。セミナーに参加するだけで満足してしまい実際の投資は行わない人がとても多いのです。
まず、小さなことをやってみる事があなたの人生を変えます。
- ネット証券の口座を開設し株主優待券のもらえる小口の株を買ってみる
- 不動産屋に行って物件を見て回る
- 月々の生活費を圧縮して貯金をする
など簡単にできることから初めてみてはいかがでしょう?
注意
東京都内等では『キャッシュフローゲーム会』などが沢山あり頻繁に開かれています。そうした会に参加してみるのも良いでしょう。ただ、そうした会ではゲームの後に投資関係の会員制サービス(有料)の勧誘が行われる場合が多いようです。参加は自己責任で!